賃貸契約を検討しており、入居審査について考えている方もいらっしゃるでしょう。
ここでは、賃貸契約における入居審査について解説していきますので、ぜひ参考にしていただけると幸いです。
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そもそも、入居審査とはどういうものかについて解説していきます。
定義
入居審査とは、「この人に物件を貸しても大丈夫か」「家賃をしっかりと払ってくれるだろうか」などといったことを判断するために実施する審査のことになります。
当然ながら、この審査をとおらないかぎりは、入居することができなくなります。
なのでこの審査は非常に重要な点になるということになります。
必要な情報
入居審査では、いくつかのものが必要になってきます。
まずは、入居予定の人物の情報です。
生年月日や名前、現住所、電話番号、職業や会社情報など、こまかく説明したり、記入したりする必要があります。
また、家賃が滞りなく支払うことができるかを確認するために、毎月の手取り収入や税込みの年収なども記載していく必要があります。
なにかあったときのために、緊急連絡先や緊急連絡先の名前、続柄、住所なども伝えておく必要がありますので、覚えておきましょう。
必要書類
審査時には、必要書類なども揃えておく必要があるので、覚えておきましょう。
必要な書類は、身分証明書、源泉徴収票などの収入証明書、駐車場を借りる場合は車検証、また印鑑なども必要になってきます。
審査にとおった場合はそれからさらに取得して3か月以内の住民票が必要になりますので、それも早めに用意できると良いでしょう。
賃貸契約における入居審査のチェックポイントについて
収入面
賃貸契約の入居審査でチェックされるところとしては、まずは収入面になります。
一般的には、家賃の36倍の年収と言われたり、収入の3分の1が家賃になる、という風に言われています。
たとえば、月5万円の賃貸に住みたい場合は、年収が180万円であったり、月収が15万円であったり、といった感じになります。
より高い賃貸に住みたいといった場合には、当然ながらさらに高い年収が必要になります。
また、家賃が10万円を超えるような物件になった場合、さらに厳しい審査になりますので、不動産会社に審査条件などを確認しておきましょう。
業種と雇用形態
業種と雇用形態についてもチェックされることとなります。
勤続年数が3年以上であったり、大企業に勤めていたり、公務員であるといった場合には、イメージがよくなるので、審査にとおりやすくなります。
収入が高かったとしても、フリーターであったり、派遣社員であったりすると、審査が厳しくなる可能性もあります。
ほかにも、正社員であっても勤続年数が短かったり、設立して間もない会社に勤めていたりすると、審査が厳しくなるかもしれないので、注意しておきましょう。
トラブルを起こさないか
入居後にトラブルを起こさないかどうかという点も、審査に影響を及ぼします。
というのも、入居前の審査のときの人柄をチェックされたりするのです。
トラブルを起こしそうな見た目や、喋りかたをしていないか、態度は良いかといった点も見られるので、賃貸を見せてくれる人だと思い、丁寧に対応することを心がけましょう。
過去にクレジットカードや家賃の滞納がないかも確認されることとなります。
クレジットカードや家賃の滞納は信用問題に関わるので、契約後に家賃を滞納するのではないかと心配される可能性が出てきます。
会社によっては、滞納歴を調べられることもあるので、ごまかしはききません。
過去になにかしらの滞納をしてしまった場合は、素直に不動産会社に伝えておいたほうが良いでしょう。
保証人を立てられるか
お部屋によっては連帯保証人を立てる必要も出てきます。
連帯保証人を立てることができるかもチェックポイントとなりますが、お部屋によるので、不動産会社に事前に確認しておくことが重要になってきます。
賃貸契約における入居審査のコツやポイントについて
ここからは、入居審査にとおるための、コツやポイントについて解説していきます。
家賃は年収の36分の1
まず最初に、家賃は年収の36分の1、つまりは月収の3分の1以下にするようにしましょう。
無理に家賃の高い部屋に住もうとしても審査が落ちてしまっては本末転倒になります。
無理のない家賃の部屋を選び、まずは住む場所の確保を優先し、理想の部屋には、より収入を得られるようになってから住むようにしましょう。
記入できるところはすべて記入
勤務先情報や収入の情報など、記入できるところはすべて記入しておいたほうが良いでしょう。
記入できないことがあったりすると、信用がない人と判断されたり、なにか隠すようなことがあるのかと不審がられる可能性があります。
そうなると審査が厳しくなる可能性が出てくるので、なるべく記入できるところはしておくことによって信用を得ることができ、審査もとおりやすくなります。
連帯保証人に関しては、できれば親族を選ぶようにしましょう。
連帯保証人が必要ば場合にかぎりますが、親族以外を選ぶのはリスクも多く、信用されない可能性もあります。
また、両親を連帯保証人にしようとしたとしても、70歳以上の場合は審査に落ちる可能性があるので、できるのであれば、兄弟に連帯保証人になってもらうなどの方法を取るようにすれば審査がとおりやすくなります。
その際には、なるべく収入が安定している親族を選ぶようにしましょう。
滞納歴や職歴は素直に伝える
もしも滞納歴がある場合には、しっかりと正直に不動産会社に伝えておくことによって、正直であるということが評価され、審査がとおりやすい賃貸を見せてもらえる可能性が出てきます。
滞納歴があっても、素直に伝えることがポイントとなります。
もしも現在無職であったり、仕事を探している状態だった場合には、支払い能力を示すことができるものを用意することで審査がとおる可能性が出てきます。
仕事をしていたのであれば、仕事をしていたときの証明ができるものを用意したり、現在の預貯金の金額を伝えたりすることによって、審査がとおる可能性が出ます。
すでに再就職先が決まっており、働く予定があるという場合には、収入予定金額を提示できるようにしておくことによって、それが審査の基準として使われることにもなります。
また、その際には、不動産会社や大家さんにも良い印象を与えておくのが良いでしょう。
トラブルを起こすような人間には貸されないのは当然のことですが、人当たりがよく、良い印象の人であれば、助けてあげたくなるのが人間というものです。
なるべく良い印象を与えて、助けてもらえるようにしておくことで、審査もとおりやすくなるというのがポイントになります。
まとめ
ここまで、賃貸契約の入居審査とはなにか、それのポイントやチェックされる項目などについて解説してきました。
賃貸の入居審査は厳しいようにも見えて、まっとうに仕事をしていて、人に対して誠実に生活をしていれば、審査に落ちるということはあまり起きないでしょう。
しかし、自分の身の丈以上の部屋を借りようとしたり、家賃の高い物件を借りようとすると、審査が一気に厳しくなるので注意しましょう。
まずは不動産会社に相談に行き、どのような物件があるのか、内見などをおこないに行きましょう。
内見をおこなったあとは、実際に契約の話を進めていき、必要書類を用意していきましょう。
条件の良い物件は早めに入居者が決まってしまうので、なるべく早い行動をとって、自身の気に入った物件に住めるようにしましょう。
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