愛らしい犬を賃貸で飼うためには、正しい物件選びは大切です。
ペットを飼育してもよい物件はペット禁止物件に比べて件数が少なく、中型犬や大型犬だとより少なくなっています。
犬に比べると、猫はさらに飼える物件数が限られます。
賃貸物件にはいったいどんな犬種が向いているのか、退去時の原状回復義務はあるのか、その費用相場はいくらか、部屋で安心して飼うための対策はどうするのかについて、この記事で解説します。
皆さんの物件選びや犬種選びの参考になさってください。
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弊社へのお問い合わせはこちら犬を飼うための物件選びで知りたいおすすめ犬種とは?
まずは、犬を飼うための物件選びで気になる、おすすめの犬種についてご説明します。
マンションやアパートなどの集合住宅では、小型、おとなしくあまり鳴いたり吠えないという犬種が好まれています。
マルチーズ
小型犬の仲でも、マルチーズは抜け毛がそこまで多くないため、おすすめです。
小型犬に多い膝蓋骨骨折(パテラ)も、人気のトイプードルに比べると少ないです。
また、マルチーズは温厚な性格なので、どんな年齢層の家族ともうまく暮らせる傾向があります。
もちろん、適切な愛情表現やしつけは必須ですが、ニコニコしているような愛嬌もあり、おすすめの犬種と言えます。
シーズー
シーズーも、小型犬の仲では人気があります。
シーズーの性格は、マルチーズ同様に温厚で、子どもも適切に接することができれば、飼いやすいといわれています。
毛質はダブルコートで密集している犬種なのですが、そこまで抜け毛が多くありません。
また、シーズーは朝夕30分間の散歩が必要な犬種などと違い、散歩に多くの時間をかけなくて済みます。
もちろん動物ですので、毎日の散歩を確保することは必要ですが、中型県や大型犬に比べれば、楽だと言えます。
ヨークシャーテリア
ヨークシャーテリアも、マンションなどの集合住宅では飼いやすいといわれています。
その理由は、しつけがしやすいからです。
ただし、運動量がある程度必要なので、毎日の朝晩の散歩は欠かせません。
ヨークシャーテリアといっても個体にもよりますが、犬の性格を考えた正しいしつけをすることで、暮らしやすい犬種といえます。
おすすめしない犬種とは?
反対に、マンションやアパートなどの集合住宅で飼うのに向いていない犬種は、中型犬や大型犬、性格が活発で鳴いたり吠えたりする犬です。
中型犬以上の大きさだと、朝晩の散歩には30分以上を要します。
活発な性格の犬だと、室内で走ったりすることも考えられます。
必要な運動量は犬種により違いますので、制止するわけにはいきません。
また、鳴いたり吠えやすい性格の犬種も、マンションで飼育するのは難しいです。
声のボリュームが大きい犬種も、同様です。
動物に静かにしてと、お願いしても理解することはできず、本来の運動量や性格を変えることはできないため、この点をしっかり理解しておきたいものです。
犬の物件選びで知りたい原状回復義務とは?
続いては、犬を飼うための物件選びで知りたい、「賃借人の原状回復の義務」について解説します。
犬に限らずペットを飼う部屋では、賃借人が物件を退去するときに「原状回復」をする義務があります。
これは、常識的な通常の使い方で発生する傷、へこみ、汚れ、日焼けなど(損耗)を除いて、賃借人が借りていた部屋を入居前の状態に戻す義務のことです。
フローリングや畳の傷・へこみ・汚れなど
犬を飼っている部屋では、どうしてもフローリングや畳に傷、へこみ、汚れなどが生じやすいです。
しかし、このような引っかき傷や汚れなどは、賃借人が原状回義務を負うと判断されることが多いです。
なぜなら、飼い主が適切な対策を行っていれば、これらの損耗は防げると考えられているからです。
トイレ・体・よだれなどのにおい
トイレや体のにおいも、壁や床にしみつくものです。
正しい口腔ケアをしていなかったり病気によって口臭のある犬は、犬がなめたりよだれが落ちた個所に、においが残ってしまう場合もあります。
他にも、トイレの排せつ物をすぐに処理しないことで、床や壁などににおいが残る場合も考えられます。
においが残った状態では物件を次の賃借人に引き渡すことは難しいため、日ごろからのにおい対策が必要です。
賃借人の原状回復義務で生じる費用請求
犬や猫を飼っていて賃借人に生じる費用請求について、見ていきましょう。
犬や猫を飼育してフローリングに損耗があった場合、6帖でフローリングを総張替えすると3万円~7万円ほどがかかります。
ご紹介した費用には、クロスそのものの代金、工事費、消費税なども含まれます。
原状回復にともなう費用の支払いをしないためには、賃借人はさまざまな傷や汚れ対策をすることが必要です。
犬や猫を飼育して壁紙(クロス)に損耗があった場合、6帖でクロスを総張替えすると5万円~6万円ほどが費用相場です。
このような原状回復義務による費用請求をされたくない場合は、賃借人はペットを飼うためにはさまざまな傷や汚れ対策をおこないましょう。
犬を飼うための物件選び・対策や注意点とは?
最後に、犬を飼うために必要な日々の対策や注意点をご紹介しましょう。
ペットを飼育するための正しい対策
ペットを飼うためには、多くの正しい対策が必要です。
特にペットを初めて飼う人には、困ったり悩むこともあるかもしれません。
以下は、集合住宅で犬を飼うための対策例です。
●トイレ・体・口腔内などのにおい対策をする
●壁や床が傷つかない対策をする
●通路やベランダなどでは他の住人に気を配る(マーキングさせない・抱っこやクレーとに入れて移動するなど)
●要求吠えなどには、犬の気持ちを理解して適切に対応する
●通路やベランダでブラッシングをして毛を散らさない
●長時間留守をしない(共働きや旅行をする場合はペットホテルなども検討する)
●引っ越した時に、あらかじめご近所に犬がいることも伝えておく
●毎日ブラッシングをして抜け毛ケアをする
ペット可物件でも暮らしやすいとは限らない
マンションなどの集合住宅で犬を飼う場合は、「ペット可物件」でも、人間と犬が暮らしやすい物件とは限らないという点です。
とうのも、ペットの飼育を許可しますよ、というのがペット可物件ですが、ペット共生物件とは異なり、人間と犬が暮らしやすく設計された物件ではないからです。
日本にはペット共生物件よりもペット可物件の方が多いため、この点を頭に物件選びをすると良いでしょう。
気持ちや性格を考える
犬に限らず、命あるペットを飼うにはさまざまな点において、注意すべき点があります。
お伝えしたようにご近所に気を配った正しい対策はもちろん、犬の気持ちを読み取ることも必須です。
犬が鳴いたり吠えたりするのには理由があり、その理由によって対処法も異なります。
犬の問題行動には正しい知識を手に入れ、感情的にならず根気よく対処することも、飼い主の務めです。
また、おとなしい犬種といっても性格は犬によって異なり、元気があり余っている犬、臆病な性格の犬など実にさまざまです。
命も感情もあるペットを飼うには、さまざまな覚悟も必要です。
まとめ
今回は、犬を飼うための物件選びについて解説しました。
おすすめの犬種、飼い主の原状回復義務、集合住宅で飼うための正しい対策、注意点について、理解いただけたでしょうか。
皆さんがペットライフについて正しい知識を持ち、人間も犬も楽しく暮らせると幸いです。
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