賃貸を探す際、独立洗面台の有無を重視する人が多くいます。
洗面台が独立していることでさまざまなメリットがありますが、デメリットも生じるので注意が必要です。
では具体的にどのような人に必要なのでしょうか?
この記事では賃貸での独立洗面台について、メリットやデメリット、必要な人の特徴をお伝えします。
賃貸への引越しを検討している人は、ぜひ参考にしてみてください。
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弊社へのお問い合わせはこちら独立洗面台のある賃貸を選ぶメリットは?
まずは独立洗面台のある賃貸を選ぶと、どのようなメリットがあるのでしょうか?
コンセントが付いている
1つ目のメリットとして、コンセントが付いているという点が挙げられます。
3点ユニットバス(トイレと洗面台が同じ空間にあるバスルーム)の場合、感電の危険があるため、一般的にコンセントが設置されていません。
バスルームは湿気がこもったり、水分が飛び散ったりする空間なので、そのようななかで電気を使うのは危険だからです。
しかし洗面台ではドライヤーで髪の毛を乾かしたり、ヘアアイロンやコテでヘアセットしたり、家電を使う作業が多いのではないでしょうか?
独立洗面台のある賃貸なら、洗面台でヘアセットができ、コンセントタイプの美顔器やシェーバーなども使用することが可能です。
収納スペースが豊富
収納スペースが豊富なのも、大きなメリットです。
3点ユニットバスの場合、小さなスペースにお風呂とトイレ、洗面台があるので、そのぶん収納スペースも最小限になっています。
そのため収納スペースが少なく、不便を感じるのがデメリットです。
歯ブラシや歯磨き粉、洗顔フォームやメイク落とし、ヘアワックスや化粧水や乳液といった基礎化粧品など、洗面台ではさまざまなものを使用しますよね。
コンタクトレンズや保存液、コットンやティッシュなど、人によってはたくさんのものを収納しなければなりません。
それらをすべて収納するためには意外に多くのスペースを要します。
独立洗面台なら一般的に収納スペースがたっぷりあるので、すべて収納することが可能です。
鏡の裏が収納スペースになっていたり、鏡の左右が収納スペースになっていたり、賃貸によってタイプは異なりますが、3点ユニットバスよりも収納力は高いと言えるでしょう。
また最近は防災意識の向上により、トイレットペーパーやティッシュ、生理用品などを多くストックする人が増えています。
独立洗面台は、洗面ボウルの下も収納スペースになっていることが多く、トイレットペーパーやティッシュといったかさばるものも収納しやすいです。
湿気や水分がない状態で洗面台を使える
独立洗面台のある賃貸なら、湿気や水分がない状態で洗面台を使えます。
3点ユニットバスの場合、お風呂上がりに歯磨きやメイクする場合、湿気や床がぬれた状態で使用しなければなりません。
鏡も湿気で曇ってしまいますし、セットした髪の毛も崩れやすくなり、メイクもしにくいでしょう。
その反面、独立洗面台なら湿気などを気にせずに身支度できるのがメリットです。
朝の忙しい時間もスムーズに準備ができ、快適な毎日を送れます。
鏡が大きい
3点ユニットバスに比べて鏡が大きいのもメリットです。
なかには三面鏡が付いた洗面台もあり、身だしなみをスムーズに整えられます。
さまざまな角度から髪型やメイクをチェックできるので、外見を気にする人にもおすすめです。
独立洗面台のある賃貸を選ぶデメリットは?
次に独立洗面台のある賃貸を選ぶデメリットを見ていきます。
掃除の手間がかかる
掃除の手間がかかるのがデメリットです。
3点ユニットバスの場合、お風呂上りに洗面台やバスタブをついでに掃除でき、掃除の手間があまりかかりません。
毎日掃除できるのでカビなどが生えにくく、清潔感を保てます。
しかし独立洗面台はバスルームとは別に掃除する必要があるため、そのぶん時間や手間がかかります。
「気づいたら水垢やカビが発生していた…」「排水口から異臭がする」という事例も多いので、こまめな掃除を心がけましょう。
家賃が割高になる
3点ユニットバスに比べると、独立洗面台のある賃貸は床面積が広くなります。
そのため専有面積も増え、家賃が割高になりやすいのがデメリットです。
一般的には3千円から1万円ほど高くなるので、予算オーバーになることもあるでしょう。
単身者用のワンルームや1Kで賃貸探しをする場合、ほとんどが3点ユニットバスかもしれません。
独立洗面台のある賃貸を選ぶなら、家賃を上げて1LDKや2DK以上の物件を探してみてください。
賃貸で独立洗面台が必要な人と不要な人の特徴
最後に賃貸で独立洗面台が必要な人と、不要な人の特徴を見ていきましょう。
身支度を早く済ませたい人
身支度をできるだけ早く済ませたい人は、独立洗面台が必要です。
3点ユニットバスの場合、洗面台を使うために靴下を脱いだり、ドライヤーやヘアアイロンを使う場合はコンセントのあるリビングなどに移動したりしなければなりません。
朝の忙しいときにあちらこちらへいかなくてはならず、時間ロスにつながります。
独立洗面台がある賃貸なら、そのような手間がかからず、洗面台のみで身支度を整えることが可能です。
2人暮らし以上の人
必要な人の特徴として、2人暮らし以上の人も挙げられます。
1人暮らしであればバスルームも洗面台も1人で使うことになりますが、2人以上の場合、誰かがバスルームを使っているともう1人は洗面台が使えません。
反対に1人が洗面台を使っているときはバスルームが使いにくくなるのがデメリットです。
自分のタイミングで洗面台やバスルームが使えないと不便なので、2人暮らし以上の場合は独立洗面台がある賃貸を選んでください。
衛生面が気になる人
衛生面が気になる人も、独立洗面台が必要な人です。
3点ユニットバスの場合、バスルームのなかにトイレがあるので臭いや衛生面が気になる人も多くいます。
独立洗面台のある賃貸なら、バスルームとトイレも別々になっているのが一般的なので、臭いがこもるのを防げ、衛生面でも安心です。
朝入浴する人は不要
朝入浴する人は、独立洗面台は不要かもしれません。
入浴のついでに歯磨きや洗顔ができるので、出たらそのまま身支度できるからです。
入浴中に済ませられれば、ぬれたバスルームに入る手間も省けます。
掃除が面倒な人は不要
先ほどもお話ししましたが、独立洗面台があるとそのぶん掃除の手間がかかります。
3点ユニットバスならシャワーを使って丸洗いできますが、独立洗面台の場合はそうはいきません。
水回りは掃除を怠るとカビや異臭の原因となるので、掃除が面倒な人には不要と言えます。
メイクやヘアセットを洗面台でしない人
メイクやヘアセットを洗面台でしない人も、独立洗面台は不要かもしれません。
「歯磨きや洗顔は洗面台でするけれど、メイクやヘアセットはリビングでする」と言う人も意外に多いかと思います。
普段から椅子に座ってゆっくりメイクやヘアセットする人は、独立洗面台がなくても不便を感じないでしょう。
このように独立洗面台が必要か否かは、ライフスタイルや一緒に住む人の人数によって大きく異なります。
そのため本当に必要かどうかをよく考えるのがポイントです。
まとめ
この記事では賃貸での独立洗面台にスポットを当て、メリットやデメリット、必要な人の特徴をお伝えしました。
洗面台が独立していることで生活の質が向上し、豊かな生活を送れます。
その一方でデメリットもあるので、両者を理解したうえで決断するようにしましょう。
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